堺まつりと161形特別運転

166号とふとん太鼓が出会う
166号とふとん太鼓

2022年10月15日・16日は49回目を数える堺まつりの日です。これまではメインだった大小路通りのパレードが取止められました。それでも3年ぶりということで数十万人の人出があったものと見られます。

阪堺電車は従来行っていた増発運転(6分毎)を止め、通常の休日ダイヤ(12分毎)で運行しましたが、やはり詰めかける多くの乗客に対応しきれず、日中、大幅な遅れが続きました。大小路停留場では暗に要因が派遣されただけで、多客時における伝家の宝刀の地上集札は準備無しで、そのため乗客の乗降に手間取り5分以上停車する電車もありました。遅延の整理以外、臨時電車は先の連休に続いてこの週末も運転された161形の特別運転だけだったようです。

実は1974年の第1回堺まつりでも、人出の予想を誤り、平常ダイヤで対応しきれず、運転できる社員をかき集めて急遽臨時電車を仕立てて捌いたことがありましたが、それを思い出させるものでした。

大道筋に並んだ6代のふとん太鼓は壮観でしたが、自動車を通したままでの担ぎ合いはどうなのでしょうね。阪堺電車とのコラボを意識したとのことですが。