宇都宮市と芳賀町が進めるLRTプロジェクト、待ちに待った開業日が8月26日と発表されました。宇都宮ライトレールは愛称でライトラインと呼ばれます。
2013年3月に宇都宮市交通整備基本方針が策定され、根気強く住民合意を形成した上で2018年5月に着工にこぎつけました。何度か工期が延長され、またアクシデントにも見舞われましたが、めでたく開通する運びとなりました。
雷都(ライトラインの所以)と言われるほど雷が多い宇都宮をイメージする黄色と黒のスマートな電車が走ります。
宇都宮駅東口と芳賀・高見沢工業団地間の14,6㎞で駅と工業団地間の通勤輸送、途中の学校への通学輸送を担い、交通渋滞の緩和が期待されています。14,6㎞というのは阪堺電車の恵美須町・浜寺間とほぼ同じです。
来年か再来年には、快速電車の運転も始まるそうです。
宇都宮ライトレールの運転士さんの養成(免許取得)は全国の路面電車で協力しました。阪堺電車でも多くの運転士さんが誕生、阪堺育ちの運転士さんが宇都宮で活躍します。
LRTは堺では失敗しましたが、宇都宮で「フルスケール」の新LRTが開通するのは誠に嬉しいとともにうらやましい限りです。
8月26日開業! 宇都宮駅前の試運転電車 車庫に勢ぞろいのライトレール車両