ふとん太鼓と電車。大小路ではこれが限界 地元との往復時にわずかに狙えるツーショット
コロナ後再開の昨年から、パレードはなく、大小路通りの一部を歩行者に開放してお祭り広場にするという、コロナ前に比べるとコンパクトな形になっています。呼び物のふとん太鼓は、6基が参加、大小路通りの大道東側の100m余りがふとん太鼓に割り当てられ、担ぎ合いではその間を6基それぞれ20mほど往復するだけというやり方に代わりました。
阪堺電車とふとん太鼓のツーショットはなかなか難しく、思うような写真は撮れなかったのは残念でした。
阪堺電車はコロナ前では堺まつりに運転していた臨時電車はなく、祭り終了時に停留場に人がたまらないように特発した2本だけでした。大小路に仮設の臨時乗降ホームも設置せず、上下ホームに3人ずつ係員を配置し通常のホームで中扉からの降車を扱うのみの態勢で対応しました。
12分毎だと各電車かなりの混雑で、イベント時に目立つベビーカー持ちこみはかなり困難な状況でした。交通事業者から見ればベビーカーが楽に持ち込めるのは、まだまだ車内が空いているということだそうです。混雑と遅延で、普段乗らない人が乗ってくれる折角の機会に”乗せてやる側の論理”で潰してしまったようで、沿線から信頼できない乗りものとの烙印が付かないか本当に心配です。