戎さんが終わり、松が取れました

1月13日 分散初詣で賑わう社頭
1月13日 分散初詣で賑わう社頭

 19日・10日・11日は戎さん。

 阪堺沿線にはたくさんの戎さんがあります。有名な今宮戎、住吉神社の中にある住吉戎、堺に行くと大小路菅原神社の堺戎、蛭子(えびす)伝説発祥の地石津には浜寺戎とも言われる石津太神社と石津神社。知られていないところでは戦前はにぎわったという玉出生根神社に有喜戎というのもあります。

 沿線にこれだけ商売繁盛の神様、戎さんがおわします阪堺電車ですが商売繁盛とは言えないようで皮肉なものです。

 今宮戎は以前平野線があった時代は田辺・平野方面からのお参り客で電車は超が付くほど満員でした。阪堺線も1時間に5本あった頃はそれなりに満員だったのですが、3本に減ってからはだれも乗らなくなってしまいました。

 それでも沿線各社にお参りし、古い笹を返して新しい笹を持って帰る習慣は生きており電車内では笹を持ったお客さんの姿をよく見かけます。

 

 残り戎(住吉戎には残り福はない)の11日から13日の3連休、比較的良い天気で、住吉大社は戎大黒詣プラス分散初詣の人で賑わいました。5日以降は境内露店も出ています。阪堺電車も満員でした。