
堺市、というより堺市長、が推し進めようとしているSMI都心ライン(自動運転バス)と美原ライン(快速バス)プロジェクトの実証実験を実施するようです。
都心自動運転は、中国BYD製のバスを使って10月1日から来年2月27日までで、10月1日から11月4日までは試運転、11月5日からから2月27日までは試乗体験期間として事前予約の上試乗できるそうです。区間は市役所前-堺駅-堺東駅-市役所前のコースです。この自動運転は昨年国に補助申請しましたが対象にはならず涙をのみました。今年は補助金が付いたためその範囲で実施します。
美原ラインは、普段直達交通のない美原区-堺都心部を結ぶ快速バスで、お出かけ応援制度が使える高齢者の間では評判がいいそうです。実施期間は10月14日から来年1月12日までの3ヶ月だけです。2022年から毎年やっていますが、いずれも短期間で、定着は難しそうです。
今年は、国内でまだどこも手掛けていないと思われるタクシーの自動運転をめざし、タクシー会社3社と連携協定を結びました。今後実証実験などを行っていくそうです。
電気バスは万博でトラブル続きでケチが付き、目玉の自動運転もレベル4が各地ですでに実用段階に入っていて、すでに目新しさがなくなっています。「日本で最初」とかでないと市長の政治的成果(手柄)をアピールできないため、米国などで実用されている自動運転タクシーに眼を付けたのかもしれません。