浜寺公園子ども汽車 このまま廃止なの?

 浜寺公園のばら庭園と交通遊園間約1km余りを走る子ども汽車は今も人気ですが、2年前の20247月から故障のため運休が続いています。

 

子ども汽車鉄道は、臨海工業地帯造成にともなう浜寺公園の大規模再整備の一環で設けられ、1966(昭和41)年4月に開通しました。交通機関としての鉄道ではなく遊戯具としての位置づけで、線路の幅は俗にニブロクといわれる762㎜という実際に軽便鉄道で使われる特殊な規格です。非常に本格的な「鉄道型遊戯具」で、計画時これ以上線路を伸ばすのなら鉄道免許を取るべしとまで国から言われていました。

開業当初は流線形の「もず号」というディーゼル車が走っていましたが、1982(昭和57)年に同じディ-ゼル車ながら当時大ブームだったSLを模した浪花号に交代しました。エンジンの部分は新潟工所(現:新潟トランシス)、車両組み立てはアルナ工機(現:アルナ車両)が担当しました。

浪花号は製造から44年が経過しついに運転不能となる故障が発生、ところが製造したメーカはこの分野からは撤退済みで部品なども入手不能となっていて修理もできないそうです。

現在国内にこの軽便鉄道規格の現役鉄道路線は3線のみでいずれも電化線です。ディーゼル車両は黒部峡谷鉄道が工事用の機関車を持っているのみです。この機関車は協三工業という会社が製造しましたが、同社は遊園地の「鉄道型遊戯具」の車両も手掛けていてノウハウを持っているというところで、浜寺公園も子ども汽車を復旧するには協三工業と相談するほかないと思われます。

 

ぶっちゃけた話、カネに糸目をつけなければ何とでもなるのでしょうが、浜寺公園を管理する大阪府はカネがありません。このままでいくと廃線となってしまいそうですが果たしてどうなるのでしょうか。

ありし日の子ども汽車。
ありし日の子ども汽車。明治時代に南海鉄道がドイツから輸入した機関車のレプリカ

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