
阪堺電車は、現在回数券を発売していますが、ICカードの普及に伴い2023年6月末をもって発売を終了すると発表しました。
回数券は鉄道・バスなど公共交通の歴史とともにあるお馴染みのおトクなきっぷですが、時代の変化というかまさに歴史の転換点を迎えているようです。この次は、交通事業者の願いといわれる定期券の廃止に進んで行きそうです。
PiTaPaなどICカードを使ってくださいとしていますが、カードは複数人では使えませんし、PiTaPaは、審査があって持てない階層の人がいます。私メも勤めを辞めて年金の谷間の時に申し込んで見事に弾かれました。阪堺電車ではPiTaPaの割引は適用されますがICOCAのポイント還元はありません。割引きっぷの門戸を狭めたサービス切り下げでしょう。
関西では、京阪が2020年12月30日をもって発売終了したのを皮切りに、2022年9月末にはJR、南海も2023年3月末限りで発売を終了しました。ICOCAでも何らかの形でポイント還元(南海でのポイントは乗車運賃に使えない)がされるようになったことが引き金です。(の)