8月26日土曜日、ついに宇都宮ライトレール(ライトライン)が開通しました。
堺で見ることができなかったLRT開通式、歴史的瞬間を自分の目で見てみたいと、宇都宮へ行ってきました。
駅に隣接する多目的ホールの「ライトキューブ」で記念式典が行われた後、11時からLRTホーム上で発車式が行われ、恒例のテープカットの後、予定より10分遅れて11時40分に記念電車が発車しました。
記念電車を使ってのパレードが鬼怒通りの東宿郷交差点まで繰り広げられました。楽隊やダンスチームに挟まれながら記念電車はゆっくり歩く速度で進み、沿道にあふれる観衆と共に開通を祝いました。
駅東口のイベント広場では、様々なブースが並び、特設ステージでは様々なパフォーマンスが披露され、こちらも大にぎわいでした。
一般乗車が可能となった15時台は、宇都宮駅東口から乗車の場合は事前に整理券をもらった人、以降は停留場の外で並んで順番が来るまで待つのですが、凄い人数が行列を作っていました。途中駅からは乗れたら乗ってOKのはずですなのが、整理員が何人もいてホームにもなかなか入れませんでした。終電車までほぼ満員が続き、電車が予定ダイヤ通り走れず遅延が目立ちました。理由は、現金やICカードエラーなど、運転士が扱わなければならない乗客が多く、運賃収受に思いのほか時間がかかったためだそうです(ICカードならセルフで全扉降車OK。)
翌日の日曜日、早朝に乗ってみると早速通勤客の利用があり、お昼前には試乗客が増えてきて、またまたダイヤが乱れました。
宇都宮の街中を歩いてみても祝賀ムードにあふれていました。
LRT導入に失敗した堺の人間からすると非常にうらやましく思いました。幾多の困難を乗り越えられ開通日を迎えられた宇都宮・芳賀の皆さんのご努力に改めて敬意を表するとともに心からお祝い申し上げたいと思います。
駅連絡デッキにライトライン案内が 発車式テープカット 記念電車の発車