
8月26日宇都宮ライトレールがついに開通しました。
関係者での開業式、参観者にも配慮された発車式、その後の鬼怒通りで祝賀パレード。市中は祝賀ムード全開でした。
新聞やTVニュースでは、30年の悲願、75年ぶりの新規路電車とのキー・フレーズが躍りました。また新たな時代を切り開くとも記されていました。
思い起こせば、堺でのLRTの失敗は、当時全国的にブームとなっていたLRT計画に冷や水を浴びせ、関心を示していた自治体ではLRTに手を出すと選挙に落ちる、との雰囲気が広がり、施策を推進していた国もトーンダウンしてしまうなど、堺は悪い方向に歴史を変えてしまったのです。この宇都宮の開業で、LRTの悪い歴史をよい方向に切り開けるのか大いに期待したいと思います。