
毎年正月は増発ダイヤに対応するためモ161形もフル出動するのが定番で、ファンに有名であった。しかし最近は相次ぐ減便により正月ダイヤでも161形に頼らなくてもよくなっていて、事実上ファンサービスで運転している状況です。昨年には166が休車になり、ますます貴重な存在となりました。そこで、阪堺電車は正月明けの1月5日から1月31日まで1日2運用の161形の臨時運転を行うと発表、我孫子道-恵美須町-浜寺駅前-天王寺駅前-我孫子道の行路で午前と午後の2回です。分散初詣や沿線観光への対応とされ、ダイヤも公表されました。昨年6月に利晶の杜の企画展対応として運転された臨時電車と全く同じダイヤでした。
161、162、164号が交代で走りました。運転時間は定期電車と同じで、ぼやぼやしているとダイヤから遅れてしまいます。ノッチを詰めて精一杯走るため、なつかしいモーター音を楽しめました。乗車客はファンを中心に6月の臨時運転時よりはるかに多かったようです。