
昨年11月以来、運転士不足で運休となっていた松山名物の坊ちゃん列車が、ようやく3月20日から運行を再開しました。運転士不足もさることながら、巨額の赤字がばかにならず運休となった模様ですが、松山市の協力や市民の理解も得て再開にこぎついたようです。坊ちゃん列車は、ワンマンでの運転は不可能です。運転士と車掌あわせて3人から4人が必要で、乗客は1列車に20人乗れるかどうかでは、特別運賃を取ったところで赤字は分かり切った話です。運行開始の時の仕切りはどうだったのでしょうか。松山市の発表では、赤字はクラウドファンディングの寄付金で埋めるということですが、とても持続可能とは思えません。オール松山のシンボルを伊予鉄に運行委託している格好なので、収支は棚上げのコミュニティバス方式で運行するのが妥当と思います。