包丁目当てで急増 来堺する外国人観光客

最近、堺で路地を歩く外国人観光客のグループをよく目にするようになりました。彼らは決して街歩きを楽しんでいるのではなく、包丁を求めて「さまよって」いるのです。簡単なSNS情報をもとに刃物店を捜しているようです。一部の刃物ショップは自前の外国語のホームページを持っていますが、堺コンベンション協会や伝匠館といった公的機関のホームページの英文ページありますが、堺で包丁を買いたい外国人にはあまり役に立っていないようです。

堺の刃物は世界のブランドになっており、堺の刃物がほしいと日本観光の折に堺まで足を運んでくれているのです。

刃物店のなかには外国人客は手間がかかると敬遠する向きもあるようですが、この商機を横目で見るだけでなく、ポジティブに対応すること求められるのではないでしょうか。外国人観光客への的確な情報提供は、快適でスムーズなショッピングができるようにしてあげることで重要なおもてなしの一つになると思います。

 

具体的には、外国人客の対応ができるショップや見学できる工房をまとめたマップをWEBに公開する、日本人のお客様にも喜ばれると思います。伝匠館のフランス人スタッフが大活躍で敬意を表しますが、といって彼に任せておけばええやん、ではだめでしょう。