
伊予鉄道は松山市内で、来年早々よりレベル4の自動運転バスの営業運行を開始すると発表しました。
愛媛県との連携プロジェクトです。
これまでも松山観光港と伊予鉄郊外線の高浜駅間、約800mで自動運転バスの実証実験を行ってきました。同区間は、バイパス完成後は交通量が比較的少ない所ですが、運転資格を持つ乗務員が添乗していました。
来年の本格実施では、完全にドライバーレス、人手介入なしに運行し、走行区間は交通混雑部や踏切通過も含まれます。距離も1月開始の環状路線は7km、2月開始予定の道後・松山城ルートは2kmと長くなっています。
レベル4の営業運転は全国ですでに8カ所あるそうですが、いずれも運転資格を持つ乗務員が運転席に座り、必要に応じ人手介入するタイプです。
国が積極的に自動運転を推進する第1の理由は、運転士不足や採算の関係で、各所に生じている交通空白地区の解消、交通困難の軽減に有力なツールと見ているからです。
将来はともかく現在は、堺市のように国から補助金を貰って都市の中心部のドル箱路線で導入しようとするのは、国の政策から外れた筋違いと言わざるを得ません。堺の場合、ある意味空白と言える、南海堺駅・宿院と世界遺産大仙公園との間は、さしあたっての適切な導入場所と言えるのではないでしょうか。
なお、堺市内の地域公共交通確保維持改善事業(国費補助)により運行を確保・維持するバス路線は、
➀南海バス美木多線(堺東駅前から栂・美木多駅経由国分峠東
②南海バス・近鉄バス北野田・多治井線 北野田駅前から多治井北
➂近鉄バス北野田さつき野線北野田から平尾経由さつき野東 、北野田線(富田林系統)北野田から平尾経由富田林駅前
の3路線だそうです。
