「てくてくロード」って知ってますか

 道路に埋め込まれたナゾの印
道路に埋め込まれたナゾの印

堺の大道筋を歩いていると、道路になにやら大きなタイルのようなものが埋め込まれているのに気が付きます。なんだか分からないけどこれは-?

 

 

実は、今から四半世紀以上前の1989(平成元)年に堺市が、街歩きをゲーム感覚で楽しめるように、ということで作った道しるべなのです。所々に立派な煉瓦建材造りの地図もあります。

立派な地図が所々にあり、説明もありますが・・・

ところが、今となってはどのようなゲームでどう活用するのか誰も知らないでしょう。立派な地図の片隅に使い方の説明がありますが、肝心の地図は古くなっています。利晶の杜も伝匠館もありません。バンソウ膏を貼ったように上から訂正した跡はありますが字は消えてしまって読めません。所管は道路管理を行う出先事務所に移されています。撤去するのも道具立てが立派すぎて多額の費用がかかりそうです。ちゃんと目的スポットを時点修正した地図に貼り替えるのは最低限必要でしょう。活用方法を改めてPRする気もなさそうです。残念ですね。

 

行政の習性として作ってしまえばそれまでで、多額の税金を投入して作ったものでも十分に活用し育てていこうという姿勢が乏しいのが常です。行政の方向性を決める政治が、モノを新規で作ると選挙で票になりますが、すでにできているモノを保守管理しても票にならないからそうなるとよく言われます。

案内地図の展示会の様相。本当に要るのは近隣の地図と津波避難用だけでしょう
案内地図の展示会の様相。本当に要るのは近隣の地図と津波避難用だけでしょう

 現在は、新しく観光案内地図や道標も数多く整備されています。所管は自転車まちづくり部、観光部など複数の部署にまたがります。そのため同じところに同じような案内が並んで立っていることもあります。

 誤った内容でない限り多すぎても困ることはありませんが、あまり格好がいいものではありません。作りっぱなしも重複に作るのも、堺市が熱心なSDGsに照らしてもアウトでは???

<前の記事             次の記事>