阪堺電車 沿線歳時記

 住吉さんの夏まつりは毎年7月30日から8月1日。8月1日にお神輿が堺宿院の御旅所に渡御するのが長年の決まり事でした。  しかし昨今の人手不足で、まず大和川から先の堺側が神輿の担ぎ手を集められずギブアップ、コロナ明けの2023年から大和川の橋の上でトラックに積まれて御旅所へ向かうことになってしまいました。...
堺駅前・堺東間大小路通りを走る堺シャトルにブルーの電気バスが入ったと以前書きましたが、最近電気バスを見かけなくなりました。ブルーのバスは堺駅北の車庫をのぞいてみても充電站の前に1台見つけただけでした。 他の営業所にインターンに行っているのか、それとも何か不具合があったのか分かりません。...
5月にオープンしたての神明町のポート
堺市内の阪堺線停留場付近にレンタル自転車のポートが増えてきました。今回の事業者はレンタサイクルを全国展開するハローサイクルというところ。以前、堺市の直営に近いレンタサイクルがあったのですがポートが市の施設内に限られ、使い勝手が悪すぎあっという間につぶれてしまいました。今回は、私有地のみならず道路上、銀行やホテルなどの民有地など様々なところに設けられています。台数は2、3台から5台以上までもあります。ただ必ず実車があるとは限りません。 なお大阪市内では阪堺電車停留場近くにポートはありません。 トラム停留場にレンタサイクルがあるのはヨーロッパのトラムではよく目にします。あちらは日常ユースで馴染んでいますが、堺市でもそうなるのか注目です

浜寺の築堤を走る161号臨時電車
5月3日から5日の3日間、普段は貸切専用となっているモ161形の臨時運転が行われました。運転ダイヤは昨年と全く同じ、我孫子道を9時前に出庫、浜寺駅前-天王寺駅前-我孫子道-天王寺駅前-我孫子道に12時過ぎに入庫という、ほぼ午前中で終了するものです。ただ運行日は、昨年は7日間でしたが今年は3日に縮小されました。...

堺市の阪堺線支援策の一つで発行しているおもてなしチケットの阪堺拡大版をスマホに入れた「堺おもてなしチケット2025」が発売されます。万博予算の活用で、万博期間中10月13日まで購入・利用できます。値段は700円で紙券より100円もお得です。子ども用はありません。購入は堺市のホームページにあるQRコードから。『堺おもてなしチケット2025』で検索。...
外国人の乗客
 京都や広島ほどではありませんが、外国人旅行者の利用が増えています。例に出した京都や広島では停留場や車内で英語での案内を充実して言葉が分からなくとも電車を利用しやすくしています。そのためインバウンドでウハウハ状態です。...

つつじが鮮やかな花をつける
 ゴールデンウィーク初日(4月26日)、阪堺線の線路と車道を隔てるグリーンベルトに植えられているつつじが満開になりました。  最近は手入れが悪く、かなりまばらになってきましたが、それでも平戸つつじが今、咲き誇っています。  見ごろはほんの数日で、ゴールデンウィーク前半がチャンスです。

ホームへの階段がアートに
 2023年9月の北天下茶屋と天神ノ森停留場のアート化以降、1年半動きがなかった阪堺線停留場アートが2025年3月末に今池停留場が加わりました。  実際にアート化されたのはホームではなく築堤上のホームに上がる階段の蹴り込みです。...

満開までもう一息
年度替わりの節目、4月1日。沿線の桜は満開となっているところもちらほら。阪堺電車には「入社式」のヘッドマークを付けた貸切電車が走っていました。...

堺七まち ひな飾りめぐり
 堺旧市内北部の七町と呼ばれているところで、旧家のひな飾りが公開されています。4月3日までであとわずかな期間ですが、並松町から神明町まで計30軒ものお家や店が協力しています。  阪堺線の高須神社・綾ノ町、神明町下車が便利です。  PRが控えめで、ポスターやチラシも非常に限定的で目立ちませんが、是非訪れてみてはいかがでしょう。

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