住吉大社の夏祭り、住吉まつりは2020年から、コロナのため境内露店の開設中止、通常どおりの閉門時刻とされました。8月1日の堺宿院への渡御も人手による輿丁により神輿を担いでのお渡りが中止されトラックによる渡御に規模縮小されていました。今年は、露店の中止、閉門時刻は変わりありませんが、神輿を担いでの渡御が大阪市内だけですが復活します。
本来なら大和川面で神輿は堺市側の担ぎ手に引き継がれ、その神事がお渡りのハイライトなのですが、堺市側では、日常からの組織・体制がなく輿丁が集められないということで、トラックに積まれてのお渡りとなります。コロナが完全に収束しても復活するかは不透明で、担ぎ手確保もさることながら経費面の問題もあるようです。堺市の活力の低下を強く感じざるをえないところです。
阪堺電車でも増発など臨時特別態勢はとられない模様です。